絵手紙とは?

 

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絵手紙とは「絵の入った手紙」を送ることです。基本ルールは、

 

「ヘタでいい、ヘタがいい」

 

自分らしさの出ていない技巧をこらした「上手」よりも
その人にしか書けない「ヘタ」のほうを上と見ます。
力いっぱい書かれた「ヘタ」は、人の心を揺さぶります。

 

 

「ヘタ」でいいのだから、誰でもすぐに始められます。
絵手紙には、決まったかき方も形式もありません。
自分が感じたことを、感じたまま、自由にかけばいいのです。

 

「絵」や「書」は特別な才能のある一部の人のものではありません。

 

特に絵手紙は、展覧会で大勢の人に見てもらうための「よそ行き」の絵や書 とは違います。 たった一人に人に贈る、 暮らしのなかの「ふだん着」の絵であり書なのです。

 

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手書きには「自分」が現れます。
お手本がないので「自分」が出ざるを得ないのです。
お礼状に、ダイレクトメールに‥自分アピールのツールにもなります。

 

いい絵手紙は、「自分」を伝える大きな武器になるんです。

 

「絵」という視覚に入る要素でまず惹きつけて、短い「ことば」で気持ちを伝える。
‥相手は印象に残りますよね。

 

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日本人は恥の文化の中で生きています。
「ヘタ」は恥ずかしい、みっともない、という価値観に慣れて‥失敗するのが怖くて
自分のドキドキやワクワクを押し殺していませんか?

 

絵手紙は自分に向き合い、自分を取り戻す時間でもあります。
のびのびと今の自分を自由に出しましょう。
「よく視る」ことが求められるので、観察力がつき、日々のちょっとした変化や ビジネスチャンスにも敏感になります。 モチーフ探しでは季節の移り変わりや日本の伝統にも興味が生まれ、教養が深まります。

 

*絵手紙で身に付くと期待されること*
・自分の「字」「絵」「ことば」
・ぶっつけ本番の精神
・技術における巧拙、美醜の優劣といった固定観念を越えた新しい価値観
・自分と向き合う時間
・創造欲求の充足
・自分の想いを伝えるための手段
・相手を思いやること
・観察力
・集中力
・交流による新たなネットワーク
・日本の四季、伝統への知識

 

 

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