技法・コツについて

 

      

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ここから先は絵手紙の基本理念を理解した方だけが進んでください。

 

技法やコツについてかいていますので、「ヘタでいい、ヘタがいい」の根本を理解していないと「技巧」に走ることになってしまいます。

 

このような理論的な考え方は絵手紙ではない、という意見も見かけます。
もちろんひたすら自分と向き合って、「自分のヘタ」を掘り起こすことも 絵手紙の本来の姿です。
そのような絵手紙人の方もここから先へ進むのはご遠慮ください。

 

            ◆Etegami_Laboが考える絵手紙理論について◆

 

絵手紙の「目習い」(よいもの視て感じること)で「素敵だと思う作品」に出会った時、
「どこがいいのだろう?」と考えることは一般的な思考回路であり、その素敵だと思わせる要素の一つが構図であり、配色です。

 

絵手紙の基本である、「よく視てかく」は「頭の中にある概念でかかない」ということであり、しばしば「何も考えないでかく」とも表現されます。
しかしながら、画面でのモチーフの位置、印や文字の位置の決定という際には、「何も考えて いない」つもりでも、無意識にバランスを取ろうとしています。なぜ印をその位置にしたのか? と問われれば、「しっくりくるから」という答えが大半だと思います。
ではその「しっくりくる」=「美醜に対する感覚」とは何なのか?

 

これはメディアや人間の特性(ex.顔を一番優先させる)などの影響により、既にフィルターがかかっている状態で、私たちに寄り添っています。
「絵がうまい」と言われる人々は、このように無意識の美醜の感覚を上手に利用しているに過ぎないのです。
したがって、「作品と絵手紙は違うのだから、そんなのに頼るのはダメだ」と犬猿しないで、「才能ある一部の人のもの」と思われている「絵をかく」ということを、少しのコツ(人間に備わっている美醜に対する法則)でみんな描けるようになる、だからどんどんかいていこう!という方向で、絵手紙を広めていくことが大切だと思うのです。

 

技法、形、構図、配色、筆致、画材知識、美術史‥
そこから導き出される独自の感性。(←ここがいわゆる才能?)
それらの知識・技術を理解し、自分が表現したいテーマに合わせて思い通りに操ることが
できるのが画家であり、その境地にいくには、長年の修行と大変な勉強が必要です。
したがってその一部である構図、配色の知識を入れただけでは彼らには遠く及ばず、
「自分のヘタ」を見失う結果になると思えません。

 

それよりも、絵手紙の基本以外の所で「それはダメ」ルールをつくってしまう
ことの方が、気軽に自分を出せなくなってしまい、「自分らしさを出す」ことを
モットーとした絵手紙にとって本末転倒ではないでしょうか。

 

*参考 絵手紙の基本・絵手紙人の為の11条へ

 

これらはあくまでEtegami_laboの考え方であり、絶対ではありませんし、
押し付けるつもりも毛頭ありません。
絵手紙人一人一人に違った考え方があり、それこそが自分だけの
ヘタ=個性であり、尊重すべきこと
だと思います。

 

ご自分なりの「絵手紙」を探すヒントになれば、幸いです。

 

 

   
絵について

   ◆彩色のコツ
      【1】色が持つ透明、不透明を考慮する

 

      【2】実際の色に固執しない

 

      【3】光所→白を残す、影→固有色を濃いめに使う

 

   ◆構図のコツ
      【1】主役の条件

 

      【2】シンメトリーとアシンメトリー

 

      【3】直線ベースの構図

 

      【4】流線ベースの構図

 

      【5】重力の法則

 

 

 

   
字について

      Coming soon‥

 

 

   
ことばについて

      Coming soon‥

 

 

 

 

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